日本の有名なアーティスト

日本国内では、カントリーという音楽ジャンルとしての規模が非常に小さいですが、カントリーに影響を受けた他のジャンルのミュージシャンは多く、またプロのカントリーミュージシャンも少しですが存在します。


日本では終戦後から人気を得ていたジャンルで、日本人離れした英語力で熱狂的なファンを獲得したジミー時田や、C&Wの重鎮として活躍していた黒田美治、ミッキー・カーチス、小坂一也(70年代以降は俳優として有名)といった人々がシーンを盛り上げていました。


毎年、秋になると、熊本県の阿蘇の巨大野外ステージで開かれている「カントリーゴールド(COUNTRY GOLD)」というイベントをプロデュースして、さらに自分も出演しているチャーリー永谷はその草分け的な存在になっています。

しかしながら、そんな日本人カントリーミュージシャンたちの多くは、戦後間もない時期に進駐軍やFNE(米軍極東放送)などを通してカントリーに触れていたため、ロカビリーブームのブームが到来したのと一緒にバンドを組み、朝鮮戦争やベトナム戦争の当時に、アジア各地の米軍キャンプやその周辺のクラブで演奏していた世代、もしくは多少若くても40代から団塊の世代にかけてがほとんどだったため、アメリカの最新流行とは多少のズレが生じています。


日本での広まり

ただ、カントリーそのものがあまり知られていないため、一、二世代のイメージが残る日本でも、映画「パールハーバー」やフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ「薔薇の十字架」の主題歌を歌ったフェイス・ヒル、映画「コヨーテ・アグリー」の挿入歌やテレアコを担当し、自分も本人役でカメオ出演したリアン・ライムス、ポップ・カントリーで旋風を巻き起こしたシャナイア・トゥエインなどのアルバムはそれぞれヒットとなりました。

最近では、10代を中心に若者からの人気が高く、立て続けにヒット曲を生み出しているテイラー・スウィフトなどもかなり人気が出ていますが、これらは日本ではマーケティングの戦略上、ポップ音楽や映画のサントラに位置付けられている場合が多いので、 決してカントリー自体の知名度やジャンルの規模が拡大しているとは言えません。